ベルリンでひきこもり

毎日ベルリンでひきこもり。ときどき旅にでかけます。

ベルリンでビザ申請 | 大学準備ビザの取得手続

f:id:tabbie_cat:20170407194505j:plain

ワーホリの1年も終わりに近づき、ドイツ残留を目指すには新たなビザが必要になりました。
というわけで、今回は大学準備ビザ(学生準備ビザ)を取得しに行った話です。

大学準備ビザってなあに?

大学準備ビザ(または学生準備ビザとも呼ばれる)は文字通り、ドイツの大学への進学を希望する人のためのビザ。
このビザが申請できるのは大学進学のために下記のいずれかの講座を受講している人です。

  • ドイツ語の語学学校(週18コマ以上)
  • Studienkolleg(大学入学準備課程)
  • Propädeutikum(入門課程)

今私が通っているのは普通のドイツ語の語学学校なのですが、同じく語学学校に通うためのビザとして語学学生ビザがあります。
この大学準備ビザと語学学生ビザの違いは大きく2つ。その期間と労働許可の有無です。

  • 語学学生ビザ
    期間…1年まで
    労働許可なし

  • 大学準備ビザ
    期間…2年まで
    労働許可(制限付き)あり
    *大学への入学意思があること

注目すべきは労働許可。この違いは重大すぎる!
なんとしてでも大学準備ビザを手に入れたいところです。

ベルリンの外国人局は2つ

さて、2016年7月からベルリンの外国人局は2つのセクションに分けられるようになりました。
ひとつはおなじみのFriedlich-Krause-Uferの外国人局。

Standort Friedrich-Krause-Ufer 
Friedrich-Krause-Ufer 24, 13353 Berlin

そして、もうひとつ新設されたのがKeplerstraßeのこちら。

Standort Keplerstraße
Keplerstraße 2, 10589 Berlin

  • ワーホリ
  • 学生(語学学生、大学準備含む)および研究者
  • アウスビルドゥングおよびプラクティカム
  • オーペア
  • EUブルーカード
  • シェンゲンビザ

外国人局が分割されてからは、上記の滞在許可はこちらのKeplerstraßeの建物でビザの申請をすることになりました。
それ以外のビザは今まで通り、Friedlich-Krause-Uferで申請します。

私は最初知らずにFriedlich-Krause-Uferのほうに行って受付のおばちゃんににべもなく追い返さましたが、今となってはいい思い出です。
また、学生向けセクションが分離されたことでFriedlich-Krause-Uferの外国人局はだいぶ混雑が緩和されているようです(2017年3月現在)。

予約も一応可能、だけど…

外国人局のウェブサイトによれば、大学準備ビザはビザ申請の際に個人面談が必要なのでできるだけ予約をとるように、とのこと。
なるほどそれならこちらの外国人局の予約ページから、新規の予約をポチッとな。

https://formular.berlin.de/xima-forms-29/get/14630336979490000?mandantid=/OTVBerlin_LABO_XIMA/000-01/instantiationTasks.properties

…と、いきたいところだったのですが、残念ながら空いている日がありません。何日もチャレンジしましたが、一度も予約可能な日は現れることはありませんでした。予約が取れる日が見つけられたらそれは本当にラッキーです!
ベルリンの外国人局での手続きが過酷と言われる所以ですね。

しかし幸いなことに外国人局は予約なしでもビザの発給を受け付けてくれる時間帯があります。

  • 月曜日 7:00-14:00
  • 火曜日 7:00-14:00
  • 木曜日 10:00-18:00

が、この時間内にノコノコと出かけていってもビザの申請手続きができることはまずありません。
少なくとも開館時間の2時間前には外国人局に到着していないと、定員オーバーで追い返されます。

そんなわけで、私も早朝待機組として出陣することになりました。

朝5時到着も、既に負け戦の予感

朝3時に起床し、S-Bahnの始発に乗って5時きっかりに外国人局に到着。
しかし、すでに40人くらい並んでいることに驚愕します。先頭の人は4時より前に並んでいるという噂です。S-BahnもU-Bahnも動いていない時間ですから、きっとナイトバスを乗り継いでやって来るのでしょう。
それでももう1つの外国人局と違ってこちらはU-Bahn Mierendorfplatzを出てすぐなので、まだ暗い時間でもあまり怖くないのが救いです。

さて、5時半になると警備のおじさんが建物を開けてくれます。ここで警備員によるパスポートチェックのあと、本日分の整理券を受け取ります。おそらく100枚くらい配っている様子。
でもこれを受け取ってもまだまだ気は抜けません。「この整理券はビザ申請のサービスを保証するものではありません」としっかり書いてあります。怖いですね。

意外と快適な待機時間

建物に入ったあとは、7時まで3階の待合室で待機。この季節、寒くなくて、座れるところがあるというのは本当にありがたいです。トイレ、自販機、充電用のコンセントもあり。思ったよりも快適です。
7時になると入り口で受け取った整理券の番号順に呼ばれ、書類の確認と申請するビザの種類を申告します。必要書類については別記事にて詳細を書きますね。

受付のお姉さんにパスポートと申請書類一式を渡したら、ようやくここで一緒に当日分の本予約を受け取ることができます。ここまで辿り着ければ一応当日中の申請ができるはず。おめでとう!

なおビザの申請用紙を持っていない場合はここで頼むともらえます。まだまだ長い待ち時間があるのでこの間に記入しておきましょう。

大学準備ビザの個人面談

あとはひたすら待つのみ。私の場合、8時に本予約を受け取って、自分の番号が呼ばれるのは9時半頃になりました。
学生準備ビザの申請なので、個人面談があります。私の場合は係のおじさんが英語かドイツ語か選んでいいよ、と言ってくれたのでより確実にコミュニケーションが取れそうな英語でインタビュー。ありがとうおじさん。

インタビューの質問に内容に特に難しいことはありませんでした。
まずは基本的な質問:

  • どうしてこのビザが必要なの?
  • 必要なビザの期間は?

また、大学準備ビザということなので、

  • どの大学へ行きたいか?
  • 専攻は?

との質問も。
私は単純に「ベルリン自由大学か、フンボルト大学で歴史を学びたいです」と答えただけでしたが、それ以上突っ込まれることはありませんでした。

しかし、会話の中でパスポートの内容や大学での専攻の話がチラホラ出てきたので、たぶんインタビュー前に外国人局のおじさんが書類の内容をチェックして、話の整合性を見ているのではないでしょうか。

ついに念願のビザと対面!

ひと通りインタビューが終わると、ビザの申請料金支払い用のカードを渡されるので、2階でお会計。
支払いには現金のほかに銀行カードが使えるのでたくさん現金を持ってこなくても大丈夫です。でも、クレジットカードはダメ。

支払い後しばらくするともう一度番号が呼ばれます。さきほどのおじさんの部屋に行くと、ビザ付きのパスポートが待っています。やったね!!

おわりに

こうして無事ビザを受け取り外国人局を後にしたのが11時頃。
思ったよりも早く済んだような気もしますが、起床してから既に8時間が経過。このあと普段通り学校へ行きましたが、眠気のためにまったく授業に集中できず…

私がラッキーだったのか、学生用の外国人局は普通の外国人局と比べてスタッフは割とやさしめな印象でした。
思ったより怖くないですので、どうぞ安心してビザ申請に臨んでくださいね。

申請時の持ち物についてはこちらの記事をどうぞ。↓
www.tabbie-cat.net