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ポーランド旅行の準備 | お金と両替のこと

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ポーランドの通貨は自国通貨のポーランド・ズヴォティ(略称PLN)。
そのため日本からポーランドへ、またヨーロッパからポーランド旅行へ向かう際にも何らかの手段でポーランド・ズウォティを入手する必要があります。
特に日本から来る場合ですと空港の両替所では取扱いが少なく、レートもあまりよくないため現地で調達することをオススメします。

というわけで、本編に入る前にポーランドにおける両替のちょっとしたコツやヒントをご紹介します。

ポーランドでの両替

ポーランドの観光地では"KANTOR"という看板を目にすることが多いかとは思いますが、これが両替所の目印です。

チェコ、ハンガリーなど独自通貨が流通している東欧諸国では街中いたるところに両替所があふれていますが、ポーランドもその例外ではありません。余程辺鄙な土地に行かないかぎり、両替所を見つけるのには苦労しないでしょう。

流通量の多いユーロやポンド、米ドルでしたらそこそこのレートで両替ができますが、日本円はポーランドではマイナー通貨のためかその扱いはまちまち。小さなところでは日本円を取り扱っていない場合もあれば、先にあげたヨーロッパの通貨に比べてあまり良くないレートが設定してあることも。

それでも看板をざっと眺めた印象では、ポーランドは割とまっとうなレートで取引できるところが多いように感じました。ただし、空港や中央駅などの両替所はレートが良くないことが多いので避けておいたほうが無難かもしれません。

両替レートの見方

ポーランドの両替所では両替元の通貨100単位あたりのポーランド・ズウォティの価格を表示しているのが一般的です。

参考:クラクフの両替所のページ
www.kantor-exchange.pl

両替所のレートを見るときに覚えておきたいポーランド語の単語がこの2つ。

KUPNO=BUY
SPRZEDAŻ=SELL

  • KUPNO(=BUY)...両替所が両替元の通貨を買う時の価格。
    なので、ユーロや円からポーランド・ズウォティへ両替するときはここを参照します。
  • SPRZEDAŻ(=SELL)...両替所が他国通貨を売る時の価格。
    余ったポーランド・ズウォティを日本円やユーロに換金するときはこちらの値が参照されます。

換金する側の売り買いではなく、両替所の売り買いを基準に表記されていることに注意すれば、両替所の表記で混乱することは少なくなるはず。

例として、もしこんな風にユーロのレートが表示されていたら...

100EUR BUY...431.50 SELL...433.50

  • €100を両替所に渡したときにもらえるポーランド・ズウォティが431.50PLN。
  • ユーロが欲しい場合には、433.50PLNで€100と交換します。

という意味になります。

良い両替所を見極める一番簡単な方法は、BUYとSELLの幅を見ることです。

ポーランドにおいては€100あたりのレートでBUYとSELLの幅が1〜2PLNのあたりに収まっていれば、良いレートの両替所と考えて大丈夫です。
ひとつの通貨で良いレートを提示している両替所は他の通貨からの両替もそこそこ良いレートであることが多いので、目安として覚えておくと便利ですよ。

ATMからキャッシング

両替よりも手軽にポーランド・ズウォティを手に入れたいならクレジットカードによるキャッシングが便利です。
一般的にカード会社のレートは換金率がよく、またATMにかかわらず一定のレートで引き出しができるので、レートの良い換金所を探して回る必要がないのがメリットです。
ただし一つだけ注意点がありますので、後述します。

クレジットカードの決済通貨はポーランド・ズウォティで!

ポーランドのクレジットカード事情

ポーランドでは観光地であれば小さなカフェや雑貨店であってもクレジットカードが利用できます。大きなデパートやレストランは言うまでもありません。
稀に最低利用額を設定しているお店もありますが、コーヒー1杯などの少額でも受け付けてもらえるケースがほとんどです。

また、多くの都市の公共交通機関の券売機でも問題なくクレジットカードが利用できます。どの都市でも一回券は3PLN〜4PLN(80円〜110円ほど)あたりが相場ですが、1枚だけの購入からクレジットカードで支払いOK。便利です。

他にも、ヴロツワフのトラムは車内に小さな券売機がありますが、この券売機までカードが使えます。というか、この車内券売機は硬貨も含めた現金は一切使用できず、公共交通機関用のプリペイドカード(日本で言うところのSuicaやicoca)とクレジットカードしか受け付けないので、チケットを持たずに乗車する場合はクレジットカードが必須です。

以前のエントリーでも書きましたが、ドイツではクレジットカードの使い勝手が非常に悪いです。

www.tabbie-cat.net

クレジットカードは使えないのが当たり前、ドイツの銀行が発行するデビットカードが使えれば御の字、キャッシュオンリーというお店も珍しくありません。

それに比べるとポーランドのクレジットカードの通用率の高さは正直うらやましいレベル。
ポーランド、なかなか進んでますね。

クレジットカードのブランド

よく言われることですが、ヨーロッパではVISA、Masterの通用率が高く、JCBやAMEXは受け付けてもらえないところが多くあります。ポーランドもその例外ではありません。先述したヴロツワフのトラム内券売機も受付可能なのはVISAとMasterのみ。
ポーランド旅行ではVISAかMasterどちらかのブランドのカードを1枚は用意し、JCBやAMEXを中心に持っている場合はキャッシング用と割りきってしまいましょう。

クレジットカードの決済通貨はポーランド・ズウォティで!

ポーランドではほとんどの場合、キャッシングやクレジットカード決済の際にはカード発行国の通貨かポーランド・ズウォティのどちらで決済するか確認がされます。

このときは必ずポーランド・ズウォティを選択しましょう!

ここで日本円(カード発行国がユーロ圏内ならユーロ、イギリスならポンド)を選択してしまうと、非常に不利なレートで換算されてしまうからです。

換金手数料率、15%!

私もグダニスクに到着した当日、ドイツのデビットカードを使いポーランド・ズウォティを引き出すためにいくつかのATMでユーロでの引き落とし額を調べてみました。

300PLNの引き出しに対し、

BNP Paribasはおよそ€75、
Euronetは€79ほどの価格を提示していました。

結局Bank PolskiのATMでポーランド・ズウォティ建てで引き出しをしましたが、最終的な請求金額は€69.86。
どうやら銀行ごとにカード会社のレートとは別の手数料を上乗せしているようなのですが、その差額、なんと最大€10!、率にして15%近くもの手数料が上乗せされていることになります。これをただ銀行に取られてしまうと思うと悔しいですね。

キャッシングのみならずクレジットカード決済においても、カードの決済会社が別通貨に換算時に本来の手数料からさらに別の手数料を上乗せしてきますので、ポーランド・ズウォティでの決済のほうが断然お得です。

なんとなく、使い慣れた通貨での決済のほうが安心してしまいがちですが、少しでもお金を節約したいなら「カード決済=現地通貨建て決済」を基本スタンスに置きましょう。

なお、中には通貨の選択のステップを踏むことなく引き出しや支払いが完了することがありますが、その場合は有無を言わさずポーランド・ズウォティで決済されていますので心配は不要です。

というわけで準備編はとりあえずここまで。次こそは本編、グダニスク観光に入ります。