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オンラインでイギリスのIncome Tax Refund申請をしよう

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イギリスワーホリからの帰国時、Income Tax Refundの手続きはしていますか?

Income Tax(=所得税)は年間の給与の見込み額をもとに計算されているため、年度途中で仕事を辞めた場合にはIncome Taxを払い過ぎた状態になっていることがほとんどですが、これは申請するとちゃんと返金されます!
ほとんどのワーホリ民が支払うイギリスにおける所得税は20%。これが戻ってくるとなると、結構な金額になりますね。おいしい!

というわけで今回はIncome Tax Refundの申請方法についてご紹介。
特に2015年11月から可能になったオンライン申請について、日本語情報を(おそらく)本邦初!公開します。

申請の前に:返還金額を確かめよう

返還される金額は、HMRCのサイトの計算機から簡単に調べることができます。

www.gov.uk

いろいろと項目がありますが、とりあえず今回入力すべきところは上から3つだけ。

  • Tax Year…課税年度。
    4月6日〜翌4月5日までがイギリスにおける課税年度です。
  • Total earnings before tax taken off...税引き前給与。
    上記のTax Yearの間に得た給与の総額を記入します。
  • Total tax paid on earnings…支払い済のIncome Tax。
    上記の給与から引かれたIncome Taxの総額を記入します。
    Income Taxだけです!NIは返ってこないので、入力しないように!

もし2つ以上の職場から給与を得ている場合は[Calculate for more than one job]を押すと複数の給与と税金を入力できるフォームが現れます。

入力が終わったら、右下のCalculateを押すと結果が表れます。
下記の文章が出たら返金あり!というわけですね。ヤッター

It appears that you may have paid too much tax. You may be due refund of £*.**

申請方法は2つ!

まず、イギリスから帰国時のTax Refund Claimの方法は2通りあります。

  1. 郵送による申請
  2. オンラインでの申請

郵送はP45の2ページ目と3ページ目をP85と一緒にHMRCへ郵送!以上!というだけです。

オンライン申請のメリット3つ!

さて、従来の郵送申請ではP45の原本とP85を郵送でHMRCに送る必要がありました。イギリスの怪しい郵便事情によって不着や紛失などが起こりえたところですが、オンライン申請ではその心配は一切ありません。

P45の原本がなくてもOK!

郵送での申請では必ずP45の原本が必要ですが、オンライン申請では原本は必要ありません。何かの手違いでP45の原本が受け取れなかった場合などにはオンライン申請が手軽ですね。

手続きが早い!

郵送では1ヶ月前後という話ですが、私の場合は申請してから3週間ほどで振り込みがありました。若干早い。

ロイヤルメール!許さん!

イギリスのあぶない郵便事情に任せながら1ヶ月以上待ち続ける...そんなドキドキ感からは間違いなく開放されます。

オンライン申請の前に:Government Gatewayアカウントを作る

オンライン申請にはHMRCのウェブサイトからGovernment Gatewayのアカウントを作る必要があります。しかしこのアカウントの認証作業が意外と面倒。

www.gov.uk

とりあえず、上のリンクから下記の順でリンクをたどると、アカウント作成フォームが表れます。

[Claim Online]
 ↓
[Don't have a Government Gateway Account]
 ↓
[Create a new Government Gateway Account]

基本的には画面に表示された内容を入力していくだけなのですが、最後のアカウントの認証が意外と厄介です。

  1. NI Number
  2. テキストが受信可能な電話番号*
  3. P60*

アカウントの作成と認証に必要なものは上記の3点ですが、NI Numberは必須として、残りの2点については若干注意が必要です。

  • 電話番号について
    アカウント認証のプロセスではテキストで送られてくる認証コードを入力する場面があります。
    HMRCのウェブサイトでは電話番号は海外のものでも可、とのことでしたが現在メインで使用しているドイツの携帯番号を入力しても認証コードは送られてこず、結局イギリスの携帯番号を登録することでやっと認証コードを入手することができました。イギリスの電話番号が既にない場合は注意が必要かもしれません。
  • P60について
    P60は納税証明書のこと。毎年のTax Yearの最後に発行される、収入金額と支払い済のIncome Taxの金額を証明する書類です。Tax Yearの終わる4月頃に勤務先から入手できるはずです(勤務先が複数ある場合は勤務先ごとに発行されます)。
    アカウントの認証に必要な書類が、このP60のほかはUKパスポートのみとのことなので、UK国民でない場合はP60が必須となります。大切な書類なので無くさないように注意しましょう。
    なお、認証に使えるP60は前年度か前前年度のものいずれかひとつです。

オンライン申請の進め方

この作業の山場は前項のアカウント作成まで。あとは画面に従って必要事項を入力するだけのイージーモードです。
なおオンライン申請の場合も、質問の内容は郵送による申請の場合の申請用紙と同じものです。郵送申請では自分で答えるべき質問とそうでない質問を判断しながら進めていく必要がありますが、オンライン申請は回答内容によって自動で次の質問を用意してくれるので簡単ですね。

最後までフォームの入力が終わったら、登録したメールアドレスに受付番号が送られてきて終了です。
この確認メールでは35日以内に処理をする、とのことでしたが私の場合は予想よりもだいぶ早く、3週間で口座への振り込みがありました。オンライン申請、本当に早くておすすめですよ。