ベルリンでひきこもり

毎日ベルリンでひきこもり。ときどき旅にでかけます。

イタリア人に学ぶ小金稼ぎのアイデア

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実は複式簿記発祥の地はイタリア。

ギリシャ、スペイン、ポルトガルなどに並び、ヨーロッパ経済のお荷物と言われるイタリアですが、イタリア経済の実態は表面上よりもかなり豊かなのでは?という噂もあります。それは、税金逃れのために帳簿にお金の動きを載せないさまざまなテクニックを駆使しているから...

真偽の程はわかりませんが、少なくとも小金稼ぎに関してはかなりのクリエイティビティを発揮しているようです。そんな一面が垣間見えるエピソードを集めてみました。

オーディオガイド商法

およそ12 km²に渡って広がるポンペイの遺跡は、地図なしにはすべての見どころを回ることはほぼ不可能。
しかし、入場料を払っただけでは地図を手に入れることはできません。オーディオガイドの料金€5を支払うことで初めて、地図を入手することができるのです。

ただし日本語オーディオガイドはありません。

この入場料に加えてオーディオガイド&地図でさらにお金を毟り取る手口は、ポンペイに限らずエルコラーノなどでも行われています。インターネット上の地図をダウンロードするか、iPhone/Android共にポンペイのガイド用アプリがありますので、そちらを利用するとよいでしょう。

電気を点けない商法

ローマのサンタ・マリア・デル・ポポロ教会にはカラヴァッジョの『聖ペテロの逆さ磔』『聖パウロの改心』の2点が、同じくローマのサン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会にもカラヴァッジョによる聖マタイの生涯を描いた3枚の絵があり、どちらも多くの観光客を集めています。

どちらの教会も普段は祭壇の明かりは消されており、脇には小さな箱が置かれています。

「祭壇の明かりを点けたかったら、ここに€1を入れてね」

一応、表面上は絵画の保護のためという理由で明かりを落としてあるということです。しかし多くの観光客が間断なくこの箱にコインを投入するため、絵画の保護が適切に行われているがどうかは疑問の残るところです。

ガイドブック商法

ローマのレプブリカ広場の脇にあるサンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会は、かつてのディオクレティアヌス帝の浴場の一部を教会に作り変えたものです。

それぞれのチャペルは絵や彫刻など、さまざまな美術品で装飾されています。
チャペルの入口には小さなプレートが設置されており、美術品の説明が書いてあるのだと思い、近付いてみると

「この美術品についての説明が知りたかったら、ガイドブックを買ってね。€7」

これを設置する手間を惜しまないのが憎めないところですね。