ベルリンでひきこもり

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ライアンエアーには危険な罠がいっぱい!スリルを楽しみながら上手に使おう

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その路線数の多さと格安の料金から、ヨーロッパ貧乏旅行の友として頼りになるライアンエアー。
しかしそのお金に対するシビアさはよく知られているところです。

オンラインチェックインをしないとペナルティ。
ボーディングパスを印刷してこなかったらペナルティ。
EU圏外の乗客はチェックインカウンターで"Visa Checked"のスタンプをもらっておかないとペナルティ。

ライアンエアーはペナルティのレートを£1=€1で設定していますが、通常£1はおよそ€1.2〜€1.4の間で取引されていることがほとんどです。
つまり、ライアンエアーはイギリス人に対しては最低でも2割増の料金をふっかけていることになります。アイルランド人のイギリスに対する恨みをひしひしと感じますね。彼らの恨みは深いようです。

今回はそんなライアンエアーに仕掛けられた罠をくぐり抜ける心得を、ひとつひとつ解説していきましょう。

真面目にライアンエアーに乗る時の注意点

悪評も多いライアンエアーですが、うまく利用すれば本当に安く、便利に使えます。
しかし使い方を知らないと軽く悲劇が起きますので、初めて使う方はどうぞ下記をご参照いただけたらと思います。

まずは予約の前に...
  • 空港の場所を確認
    ライアンエアーの安さの理由のひとつに、「空港使用料の安い空港を使っている」ことがあげられます。こういった空港はかなり郊外か、悪いときには100km以上も離れたもはや別の地域にあったりすることも...
    そう、安さにつられてチケットを取ったら、目的の都市とは遠く離れた空港に着いてしまうということが珍しくないのです!
    うっかりすると、目的地までたどり着くのにかなりの時間とお金を浪費してしまうことになりかねませんので、予約の際には空港の場所を確認しておいたほうが安心です。

中でも悲劇が起こりやすい空港をいくつかあげてみましょう。

  • オスロ(ノルウェー)
    フライトを検索すると一見オスロには3つの空港があるように見えますが、実際にオスロ市内への直通電車があるのはGardermoen空港(OSL)のみ。Rygge空港(RYG)はオスロ市内から60km、Torp空港(TRF)に至っては110kmも離れています。
    ただでさえ物価の高いノルウェーで、時間も交通費も無駄にしたくはないものです。オスロ行きを考えているなら、行き先の空港はよくチェックしておきましょう。
  • デュッセルドルフ(ドイツ)
    何かと日本人に縁のあるデュッセルドルフですが、こちらも要注意。
    デュッセルドルフ市内にごく近いのはDüsseldorf International(DUS)ですが、もうひとつWeeze空港(NRF)という空港があります。
    デュッセルドルフ市内へのバスの本数も少なく、距離にして80kmとあまりに遠いため、「これ以上デュッセルドルフを名乗らないでくれ」と抗議が起きるほどです。

首尾よく予約を完了したら、次のステップへ。ライアンエアーはとにかく乗客の仕事が多いのです。

空港へ行く前に...
  • オンラインチェックインをする
    ライアンエアーのウェブサイトの一番上に"Check-in"というボタンがありますので、こちらから予約番号と予約時のメールアドレスを入力してオンラインチェックインをしましょう。これを忘れると€45のペナルティ。痛いですね。
    オンラインチェックインは、有料オプションで座席を選択している場合にはフライトの30日前から、それ以外の場合は7日前から出発の2時間前まで可能です。
  • ボーディングパスを印刷する
    オンラインチェックインが済んだらボーディングパスが発行されますので、そちらを印刷して空港まで持って行きます。こちらを忘れるとペナルティ€15。決して多くはないけれど、取られると悔しい。そんな金額。

ここまでは割と普通にクリアーできるのですが、空港に着いた後も気を抜いてはいけないのがライアンエアー。

空港に着いたら...
  • ビザチェックを受ける
    空港に到着したら、預け荷物がない場合でも必ずカウンターへ向かいましょう。EU圏外のパスポートを持つ乗客は、行き先へ入国可能なビザを持っていることを証明しなければならないのです。
    とはいえ、日本人の場合はだいたい何も説明しなくても"Visa Checked"のスタンプをボーディングパスにがもらえますのでご安心ください。
    なお、こちらのスタンプはセキュリティチェックを通過する前でないともらえません。搭乗口でスタンプが押されていないのが発覚すると本当に搭乗を拒否されますので、絶対に忘れないようにしましょう。

なお、乗るはずの便の搭乗を拒否された場合には、別のフライトを€100で販売してくれます。こんな救済措置があるなんて、実はとっても親切だったんですね。ライアンエアー。

ライアンエアーまとめ

  • 空港の場所は予約前に要確認
  • オンラインチェックインとボーディングパスは忘れずに
  • 空港に着いたら必ずカウンターでビザチェック

他に気をつけるとしたら、荷物の重量制限あたりでしょうか。重量超過のペナルティもキロ単位で加算されていくのでかなり痛いです。
ライアンエアーのオプション料金およびペナルティ表を見ながら準備をすれば、きっと気が引き締まることでしょう。
https://www.ryanair.com/gb/en/useful-info/help-centre/fees

それでも最近はイージージェットよりも荷物制限が緩いおかげでライアンエアーも随分使いやすくなったように感じます。 ライアンエアーでは機内持ち込みできる荷物が

  • 身の回り品1個
  • 55 x 40 x 20cmまでのスーツケースなど1個

=合計2個までokなのに対し、イージージェットでは56 x 45 x 25cmまでの大きさの荷物1個だけです。
たとえ小さなハンドバッグやPC用のケースなどでも、搭乗時に目をつけられると無理やり1個にまとめるか、ペナルティを支払うか、という事態になりかねません。そういった面ではライアンエアーはまだ良いほうです。

使い方さえ覚えてしまえば旅行の強い味方になりますので、恐れずどんどん利用していきましょう。